ベタ稚魚のヨークサック(卵嚢)について

本日はベタの孵化したばかりの稚魚のヨークサック(卵嚢)についてかいてみようと思います。

ヨークサック(卵嚢)とは、孵化したばかりの稚魚が自分でエサを捕獲できる様になるまでの成長を助けるための栄養分が入った袋といった感じです。

ヨークサックを持つ生き物も魚類などに多く存在すると思いますが、金魚やメダカなど有名ですよね。

大きなヨークサックを持った生まれたてのベタの稚魚 孵化時

ベタの稚魚は大きなヨークサックを持っていると思います。写真ではわかりにくいかもしれませんが、頭から尻尾までといっても過言ではない範囲の大きさのヨークサックですƪ(˘⌣˘)ʃ

このヨークサックの栄養分を利用して内臓の形成遊泳力を強化していくのです。

一般的には2〜3日間くらいをかけて成長をしていき、3日後前後から自分でエサを捕獲できる様になります。

※飼育環境にも多少左右される事もありそうです。水温やエアレーションの有無など。

ベーやんファームで孵化した稚魚の概算2日目が下の写真です

孵化した時の大きなヨークサックはほとんどみえない位になくなっています。

その代わり、横泳ぎができる様になってきています。横泳ぎといっても、ピュン、ピュンと飛び跳ねる様な感じですがƪ(˘⌣˘)ʃ

孵化してちょうど24時間経過でかなり見た目が変わりました!まだ、エサを食べる感じはありません。

私の経験ですが、横泳ぎをし始めても、この時点ではエサは捕獲して食べるというシーンはほぼ見た事がありません。

過去にこのタイミングでブラインシュリンプを与えようと試みた事がありますが、ブラインは食べられる事はなく沈んでしまい水の悪化に繋がったという結果でした。

横泳ぎをして、エサを探し始めたかなと思う様な泳ぎ方をする様になってから与えても全然遅くないと言うのが私の考えです。

ただ、飼育環境によっては稚魚のエサとなるものが全くない状況下もあると思います。残念ですが、餓死もゼロではないと思います。

ブラインシュリンプを与えないとエサが全くないという状況を少しでも回避するため、ベーやんファームでは青水をちょっと入れたり、苔の生えた水草を投入して少しでも稚魚のエサになりそうな微生物を入れる様にしていますƪ(˘⌣˘)ʃ

孵化稚魚がヨークサックの利用後、エサの捕獲が速やかにできる環境を目指して引き続き検証してみます。

では、またっ!

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