ベタの水替えのタイミングと水量

水替えは重要なのです

日々、ベタを飼育する中で非常に重要な水替え作業
これまで、ベタの水替えについて試行錯誤してきました。
そして、現在も試行錯誤しております!少しでも、作業効率がよくてベタにとっていい環境を求めて。

“水替え”と一言でいっても、ただ、水を替えればいいというわけではありません。

魚にとって飼育環境が良くなる水替えを行わないと水替えが逆効果に繋がってしまい、
大事な魚が死んでしまったり、病気になってしまうという事も起きてしまう場合があります。

水替えはベタ飼育において、非常に重要な事なのです。


そこで、私が考える水替えの方法は、大きく分けると2パターンあります。

その2パターンとは、ろ過器の有無になります。

・ろ過器がある場合
・ろ過器がない場合


それでは、上記の2パターンについて、実際にべーやんファームで行っている水替えのタイミングや水量などをご紹介したいと思います。

ろ過器がある場合(スポンジフィルター、投げ込み式)

ろ過器と言っても、べーやんファームはスポンジフィルターと投げ込み式のろ過器しか使用していないでの、
この2つのろ過器を中心に水替えのタイミング水量ついて説明します。
※上記のろ過器の違いによっての水替え方法に違いはありません。

糞が多くなってきた時

糞の量にいつも気をかけています

飼育環境中にベタの糞の量が多くなってきた時です。
ベタは実は非常に大食漢な魚です。とにかく餌をよく食べます!そして、たくさん糞をします。
1日で大きな糞を2つもしたりもします。

この糞を飼育環境内にいつまでも放置してしまうと、微生物によって糞が分解されてアンモニア(強い毒性が発生します。
このアンモニアがたまってしまうと、魚にとって汚れている水となってしまうわけです。

なので、糞が多くなってきたなと感じたらすぐに取り除く様にしましょう。

取り除き方としては、菜箸に細めのホースを縛り付けてサイフォン方式で水と糞を取り出します。

こんな感じです↓

私の場合は、まず、糞を先に取り除いてから太いホースに持ち替えて水を排水します。
その時の注意点としては、稚魚を吸い込まないと言う事です。

参考状況:15リットルの飼育水、ベタの稚魚(全長1cm〜1.5cm)30匹、朝昼晩の飽食給餌

水替えは5日間に1回。替える量は7.5リットル前後(飼育水の1/2程度)

濁りを感じる時

多くの場合がベタの飼育環境(水槽、ろ過器)を新しく整えた後に起こりやすいです。
水槽を立ち上げて、飼育を開始してから3日前後から白く濁ってきたといった場合です。

原因はフィルターのろ過バクテリアが不足しているため、水の汚れ(餌の食べ残し、排泄物等)で大量に発生した微生物が水中に舞ってしまうために起きる濁り現象です。

この場合の対処方法としては、多くても半分の量の水替えにしておく事がポイントです。
理由は、濁りの原因自体がフィルターのろ過バクテリア不足なので、増えようとしているバクテリアのために水槽の環境を大きく替えたくないからです。
簡単に言えば、飼育環境内の水の汚れとろ過バクテリアのバランスが整えば濁りはなくなります。

また、市販されているろ過バクテリアを飼育水に添加しても効果はみられると思います。
※ろ過バクテリアを添加しても、フィルター内にしっかりと住みついて増殖してくれるまでは濁りは消えません。

参考状況:15リットルの飼育水、ベタの稚魚(全長1cm〜1.5cm)30匹、朝昼晩の飽食給餌

水替えは5日間に1回。替える量は5リットル前後(飼育水の1/3程度)

繰り返し行えば、濁りは取れます!

餌の食べ散らかしが多い時

ベタは生餌(冷凍アカムシ、ブラインシュリンプ)や配合飼料(ベタ用、メダカ用、金魚用)を非常に多く食べます。
また、“食べている姿” や “餌くれダンス姿” はとても可愛らしく、どうしても餌を多くあげてしまいます!!

しかし、ベタに限らずですが、魚類は呼吸もしながら餌を食べるので、どうしてもエラから細かくなった餌のかけらや生餌の汁などが飼育環境内に流れ出てしまいます。
この、栄養分の非常に多い餌のカスが微生物の格好のエサとなります。そして、微生物の分解によってアンモニアが発生するわけです。

この現象は飼育環境によっても大きく異なります。

同じ飼育環境(水槽の大きさ、ろ過器の大きさ、水量)であった場合は、飼育尾数が多いほど餌のカスが流れ出るわけですから飼育水の汚れるスピードも早くなるわけです。

餌を与えている時にしっかりと観察してみましょう。結構、汚しながら食べていると思います。

べーやんファームでは餌は配合飼料を中心にしっかりと与える方針なので、餌のカスでの飼育水の汚れはかなり気をつけています。

参考状況:20リットルの飼育水、ベタの稚魚20匹前後(尻尾を含めず2cm)、朝昼晩の飽食給餌

水替えは5日間に1回。替える量は約10リットル前後(飼育水の半分くらい

ろ過器のない場合

ろ過器を投入していない場合は、基本的に全替の水替えを行います。

ろ過器を入れている時とは考え方が全く違います。

ろ過器がない場合、水質の安定はほとんど望めません。食べ残しや糞の分解によって発生したアンモニアは分解ではなく蓄積されてしまいます。

上記の理由より、ろ過器のない場合では水替えは全替をお勧めしています。

参考状況:1.3リットルの飼育容器、ベタの稚魚〜成魚を1匹(尾鰭含めず2〜3.5cm)朝晩の2回給餌(飽食ではない)

水替えは2〜3日間に1回 全替1週間に1回は、飼育容器も綺麗に洗う事。

水替えについてのまとめ

・ろ過器が投入してある場合は、ベタの糞を目安にしながら多くても飼育水の半分までの水替えに抑える事。
・目安としては5〜7日間に1回程度。

ポイント:一度の水替え量を多くして綺麗にしようとするのではなく、水替え量は少なくして定期的な水替えの回数を増やして飼育環境の安定に努めるという考え方がベタにとってはいい環境につながると思います。

・ろ過器がない場合は、汚れた飼育水の全替を行う事。また、1週間に1回は飼育容器も綺麗に洗う事。

ポイント:飼育環境の安定を求めるのではなく、飼育水の全替を行う事で環境をリセットするという考えがいいと思います。

以上が、ベタ飼育における水替えの基本的な考え方です!!!

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